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女性のセクシュアリティについてのシンプルな真実

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    私達の文化ではセックスを
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    女性よりも男性にとって
    より重要なものとみる傾向があります
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    でもそれは違います
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    実際には それについて話すことを
    恥ずかしく思う女性が多いのです
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    女性の半数以上が密かに
    何らかの性的な機能不全に悩んでいます
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    オーガズムの男女差について
    耳にすることも増えましたね
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    なんだか賃金格差の話みたいですけど
    もう少し ねばっとした話です
  • 0:26 - 0:29
    (笑)
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    異性愛の女性がセックスで
  • 0:33 - 0:36
    クライマックスに到達する割合は
    60%未満です
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    男性の場合は 90%です
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    このために女性には
    怪しげな薬や
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    テストステロンのクリームが
    売りつけられ
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    安全性が未確認の
    性器への注射まで勧められてきました
  • 0:53 - 0:57
    でも本当は 女性のセクシュアリティは
    薬を飲んで治せるものではないのです
  • 0:58 - 1:00
    だって 壊れているのではなく
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    正しく理解されていない
    だけなのですから
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    私達の文化では 何世紀にも渡って
    女性のセクシュアリティについて
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    偏りのある
    医学的に誤った見方をしてきました
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    半数以上の女性が 何らかの性的な問題を
    抱えているとすれば
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    性に関する私達の考えが
    女性には合わないのかもしれません
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    女性の体がどう実際に機能するのか
    もっと明確に理解する必要があります
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    私はジャーナリストで
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    最近 本を出版しました
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    女性の性についての理解が
    いかに変わりつつあるかについてです
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    セクシュアリティの定義自体
    科学が男性だけのものだった時代に遡ります
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    男性の科学者は 女性の体を
  • 1:43 - 1:46
    自分達の偏った見方で
    捉えがちでした
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    単に女性に 経験したことを
    訊くこともできたはずですが
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    彼らは女性の体を まるで未知の土地を
    眺めるかのごとく観察したのです
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    今でもなお 女性の射精や
    Gスポットの存在が 議論されています
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    まるで宇宙人や
    UFOの話であるかのように
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    「本当に存在するのか?」なんてね
  • 2:08 - 2:10
    (笑)
  • 2:10 - 2:14
    LGBTQI の女性のセクシュアリティに
    関してはさらにひどいもので
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    その存在は 特に嫌悪され
    ないがしろにされてきました
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    女性の体についての無知は
    何世紀にも遡るもので
  • 2:23 - 2:26
    近代医学の幕開けに始まります
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    16世紀の時代を
    想像してみましょう
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    ヨーロッパでは
    科学革命が起きていました
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    知識人の男性達は
    古い教義に異を唱えていました
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    望遠鏡を作って
    天体を眺めたりもしました
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    進歩を遂げていたのです
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    ある分野では
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    そして解剖学の父は
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    今 私は「父」と言いましたが
    それは実際 男しかいなかったからで
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    彼らは女性の股の間を
    覗き込んで
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    見たものを分類しようとしていました
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    クリトリスについては
    よく理解ができませんでした
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    子供を作ることには
    何も関係がないように見えたのです
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    当時の権威ある解剖学者は
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    クリトリスはおそらく何らかの
    成長の異常によるもので
  • 3:13 - 3:14
    (笑)
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    それがある女性は おそらく
    雌雄同体なのだろうと結論づけました
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    あまりに衝撃的な話で 親達は
    娘のクリトリスが大きすぎると思うと
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    切除することもあったくらいです
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    そうです
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    これは現代 女性器割礼と
    呼ばれている行為です
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    西洋社会においても
    なんと20世紀まで行われていたのです
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    皆さんはこう思いますよね
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    そこまで 女性の体について
    理解できなかったのなら
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    女性に教えてもらえばよかったのに
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    でも こうも思うでしょう
    「そんなの どれも過去の話で
  • 3:50 - 3:53
    今の世界は全く違う
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    女性は何でも持っている
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    避妊用のピルもあるし
  • 3:56 - 4:00
    セクシーな写真も送れるし
    デートアプリもあるし 陰部もデコれる」
  • 4:00 - 4:02
    (笑)
  • 4:04 - 4:06
    今は状況が良くなっているはず
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    でも医学は女性の体について
    未だに無知なのです
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    この形が何か
    どのぐらいの方がわかりますか?
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    これがクリトリスの全体構造です
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    クリトリスは豆ぐらいの大きさの
    小さな突起だと思われがちですが
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    実際には体の内部に
    広がっているのです
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    大部分は皮膚の内側にあって
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    ペニスと変わらないほどの
    勃起組織があるのです
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    きれいでしょう
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    ちょっと白鳥みたいでしょう
  • 4:38 - 4:40
    (笑)
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    この彫刻はソフィア・ウォレスという
    アーティストの作品で
  • 4:43 - 4:46
    『クリテラシー』プロジェクトの一環です
  • 4:46 - 4:48
    (笑)
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    クリトリスのリテラシー(理解)が
    足りないというのですが
  • 4:51 - 4:52
    実際 その通りで
    クリトリスの構造が
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    研究者によって 3Dマッピングされたのは
    2009年になってからのことです
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    人間のゲノムのマッピングが
    全て終わった後だったのです
  • 5:03 - 5:06
    (笑)
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    こういった無知によって
    実際に問題が生じています
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    2005年に医学誌において
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    泌尿器科医 ヘレン・オコーネル博士が
    学会に警鐘を鳴らしました
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    クリトリスの構造が未だに
    基本的な医学誌や教科書の
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    どこにも掲載されていないというのです
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    あの『グレイ解剖学』にもです
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    これは手術の際に重大な結果を
    引き起こしかねません
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    考えてみましょう
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    男性の皆さん
  • 5:35 - 5:39
    想像してください
    皆さんはペニスを失う危険があって
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    それが医師達が
    どこにあって どんな外観なのか
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    よく分かっていないからだとしたら?
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    無理もないことですが
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    女性の多くもまた 自分の性器の構造を
    はっきりとは理解していません
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    彼女達のせいではないのです
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    クリトリスは多くの場合
    性教育に使われる図にも載っていないのです
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    女性は自分達の体が 文化の中で
    きちんと理解されていないか
  • 6:04 - 6:07
    ともすれば 完全に軽蔑され
    嫌悪されていると感じています
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    女性の多くがまだ 自分の性器を
    汚い または不十分だと思っています
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    自分の外陰部を
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    ポルノで見るような きれいに整ったものと
    比較する人が多くなっています
  • 6:21 - 6:25
    女性器整形というビジネスが
    女性や10代の女子の人気を得て
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    急成長している一因です
  • 6:30 - 6:34
    こういったことを全て
    些細なことだと感じる人もいます
  • 6:34 - 6:37
    本の執筆中に 夕食会の席で
    誰かがこう言いました
  • 6:37 - 6:41
    「セクシュアリティは
    先進国の問題でしょう?
  • 6:43 - 6:47
    世界では女性達はもっと重要な問題に
    取り組んでいるのでは?」
  • 6:48 - 6:49
    もちろん そうです
  • 6:49 - 6:54
    でも 性を些細な問題だと一蹴したがるのも
    問題の一部だと思うのです
  • 6:54 - 6:58
    私達の文化は一見してセックスに
    すっかり囚われているかのようです
  • 6:58 - 7:01
    性を使って
    あらゆる物を売り込みます
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    セクシーに見せることは
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    自分にできる一番重要なことだと
    女性に伝えています
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    でも本当は 私達はセックスを
    矮小化しているのです
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    セックスを その本来の姿の
    悲しい薄っぺらな影に貶めているのです
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    セックスは単なる行為以上のものです
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    ロリ・ブロット博士と
    お話ししました
  • 7:20 - 7:23
    女性の性の問題を扱う
    心理学者で
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    トラウマに苦しむ患者も診ています
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    彼女は 診察した何百人もの女性は
    皆同じことを訴える傾向があると言います
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    「自分を完全に感じられない」
    と言うのだそうです
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    パートナーや彼女達自身との
    つながりを失ったと感じているのです
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    セックスとは何なのでしょう?
  • 7:43 - 7:46
    従来の定義では
    セックスという行為は
  • 7:46 - 7:50
    直線的で目標に向かって進む
    プロセスとされてきました
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    強い欲望から始まって
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    濃厚なペッティングが続いて
  • 7:56 - 7:58
    ラストはハッピーエンディング
  • 8:00 - 8:03
    でも多くの女性はセックスを
    そんなふうには経験しません
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    それは直線的というよりも
    むしろ円を描くようなものです
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    これは女性の性的な興奮と
    欲望についての新たなモデルで
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    ローズマリー・バッソン博士が
    考案したものです
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    色々 分かりますね
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    女性が性的な関係を始めるには
    様々な理由があることも そうです
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    性欲だけではないのです
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    例えば 好奇心とか
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    クライマックスが1回のこともあるし
    複数回のこともある
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    またはクライマックスに全く達しなくても
    満足することもある
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    どれもノーマルなのです
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    セクシュアリティをもっと豊かに
    定義すべきだと唱え始めている人もいます
  • 8:47 - 8:51
    あなたの性的な自認が男性であれ
    女性であれ どちらでもないにしろ
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    セックスとは自らの五感との
    関係性です
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    スローダウンして
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    体の声に耳を傾け
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    今 この瞬間に集中すること
  • 9:03 - 9:05
    心身の健康と幸福に関するものです
  • 9:07 - 9:08
    言いかえれば
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    セックスの本質は
    けがれたものではなく
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    聖なるものなのです
  • 9:16 - 9:21
    これは現在 多くの女性が 自分達の性を
    再定義しつつある理由のひとつです
  • 9:21 - 9:24
    彼女達は問うています
    「自分にとってセックスとは何か」
  • 9:26 - 9:31
    彼女達は実践しつつ探求しています
    ハッピーエンディングにこだわるのではなく
  • 9:31 - 9:33
    むしろ完全に
    感じようとしています
  • 9:34 - 9:37
    スピリチュアルなセックスのクラスや
  • 9:37 - 9:39
    マスタベーションの
    ワークショップを試したり
  • 9:39 - 9:42
    自分でポルノの撮影まで
    やってみたりして
  • 9:42 - 9:45
    実際の身体がもつ多様性を
    称えているのです
  • 9:46 - 9:51
    これでもまだセックスは些細な問題だと
    感じる人は考えてみてください
  • 9:51 - 9:54
    自分の体を理解することは
    性教育と同意という―
  • 9:54 - 9:57
    大きな問題を考える上で
    非常に重要です
  • 9:58 - 10:03
    どう触れれば心地良いのか
    どのくらいの強さ・速度がいいのか
  • 10:03 - 10:07
    どう展開すべきか
    直に感じてよく知っていれば
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    どんな触れ方がよくないのか
    もっとはっきり分かりますし
  • 10:10 - 10:12
    自信をもって
    伝えられるようになります
  • 10:13 - 10:17
    これは突き詰めれば 女性がもっと
    いいセックスをするということでも
  • 10:18 - 10:22
    男性と同じくらいオーガズムを
    得られるようにすることでもありません
  • 10:23 - 10:29
    自分自身を受け入れ
    自分だけの経験を受け入れることです
  • 10:29 - 10:32
    自分の体の専門家になる
    ということです
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    自分の言葉で歓びや満足を
    定義するということです
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    もし全くセックスをしないのが
    一番幸福なのならば
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    それで全く構わないのです
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    セックスを心身の健康と
    幸福の一部として定義するならば
  • 10:49 - 10:53
    女性達がそれを完全に
    自分のものにできるようにすることが
  • 10:53 - 10:56
    男女平等への
    重要な次のステップです
  • 10:57 - 11:03
    そんな世界は女性にとってだけではなく
    皆にとっていい世界になるでしょう
  • 11:03 - 11:04
    ありがとうございました
  • 11:04 - 11:07
    (拍手)
Title:
女性のセクシュアリティについてのシンプルな真実
Speaker:
サラ・バーマック
Description:

女性のセクシュアリティは、本当に男性よりも複雑なのでしょうか? そうではない、と作家のサラ・バーマックは言います。目を見張るようなトークで、彼女は女性の体に対する不完全な理解が、いかに何世紀にも渡って私達の文化を形作ってきたかを語ります。古くからの通説の誤りを明らかにし、女性のセクシュアリティに関する(実際の)真実により近づくために、セックスをより豊かに定義することを唱えます。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
11:20

Japanese subtitles

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