批判されても、落ち込まなくていい
-
0:07 - 0:09背の低い女の子だと大変でした
-
0:09 - 0:12周りの人があれこれ
批判ばっかりするからです -
0:12 - 0:14しかも 私の才能のことは
全然 批判しないのに -
0:14 - 0:17いつも身長のことだけ言うんです
-
0:17 - 0:21先生やダンスのコーチは
私は最前列ねと言いました -
0:21 - 0:22一番チビだからです
-
0:22 - 0:24そして 何かする時の出番も
私が最初です -
0:24 - 0:28背の順「ね」って
-
0:28 - 0:31おばあちゃんは
自分の評価の仕方と -
0:31 - 0:34人の言うことに影響されては
ダメってことを教えてくれました -
0:34 - 0:38否定的な見方を肯定的に変える方法を
私に教えてくれました -
0:38 - 0:40例えば 誰かが私の親友のことを
太っていて -
0:40 - 0:43マシュマロみたいだと言ったとします
-
0:43 - 0:46私もそう思うんです
確かにマシュマロだなって -
0:46 - 0:50だって マシュマロを入れたココアは
人を温めてくれるし -
0:50 - 0:52その友達は本当に
皆を温めてくれます -
0:52 - 0:57彼女の励ましって
もっともっと欲しくなるんですよ -
0:57 - 1:00批判されるといろんな気持ちが
わくかもしれません -
1:00 - 1:01落ち着かなくなったり
-
1:01 - 1:04自分に自信がなくなったり
-
1:04 - 1:06自分のことが分からなくなって
-
1:06 - 1:08私らしさって何?とかね
-
1:08 - 1:10批判ってなんでしょうか?
-
1:10 - 1:14誰かや何か[の]
間違いや 悪いふるまいに対して -
1:14 - 1:19「認めない」と示すことです
-
1:19 - 1:22なんて言うと
批判されるのが嫌いみたいでしょ -
1:22 - 1:25でも そうじゃないんです
-
1:25 - 1:26批判は良いものでもあるんです
-
1:26 - 1:27どういうことでしょうか?
-
1:27 - 1:30批判する時に
相手を傷つける必要はありません -
1:30 - 1:34このタイプの批判を
建設的な批判と言います -
1:34 - 1:36そうすれば あなたが相手を
攻撃しようとしているのではなく -
1:36 - 1:40相手を助けようとしてるんだって
気づいてもらえます -
1:40 - 1:44例えば 友達のクロエの髪型が
本当にひどいけど -
1:44 - 1:48本人は誰よりもきれい!って
思っていたとします -
1:48 - 1:52私は「雷に打たれたみたい」とか
-
1:52 - 1:54「鳥の巣みたい」だなんて
言ったりはしません -
1:54 - 1:57それでは 相手を傷つけるし
きまり悪くさせてしまいます -
1:57 - 2:00代わりに「もっと簡単な髪型にしたら?」とか
-
2:00 - 2:03「このへんの髪はまとめたら?」
とか言うでしょう -
2:03 - 2:05言葉は役に立つこともありますが
-
2:05 - 2:08表現の仕方や言い方が大切で
-
2:08 - 2:11受け手は攻撃されたような気持ちに
なることもあります -
2:11 - 2:14例えば 友達のザックが嫌なにおいを
させていたとします -
2:14 - 2:18こうは言いません
「よう ザック -
2:18 - 2:22デオドラントを使ってもらえると
みんな 君に感謝するだろうな -
2:22 - 2:26だって においって広がるだろ
いいにおいだとは言えなくてね -
2:26 - 2:31お母さんに借りてみたら
まあ ただの提案だけど」とはね -
2:31 - 2:36相手は いい気分はしないでしょう
-
2:36 - 2:40誰かが否定的な批判をしてきたら
-
2:40 - 2:42自分で立ち向かえなきゃだめです
-
2:42 - 2:45そこで踏ん張れるだけの
自信を持つことが必要です -
2:45 - 2:48でも 自信を持ち続けるのは
簡単ではありません -
2:48 - 2:51否定的な批判に影響されないためには
-
2:51 - 2:55否定的なことを肯定的に変えられなくては
-
2:55 - 2:57おばあちゃんが教えてくれたようにね
-
2:57 - 3:00まず あなたという人間が悪い
というわけじゃなくて -
3:00 - 3:03相手はきっとただ
自分の意見を言っているだけで -
3:03 - 3:06それで自分という人間が
決まるわけじゃないと知っておくこと -
3:06 - 3:07それができれば
-
3:07 - 3:08こっちのものです
-
3:08 - 3:11例えば 私はチビか?そうね
-
3:11 - 3:13それで自分が定義されるのか?いいえ
-
3:13 - 3:15小柄だと 有利なことがたくさんあります
-
3:15 - 3:20私がいた劇団の事務所が
7歳の子の設定の配役を決めようとして -
3:20 - 3:21その年代の子役から選ぼうとしていました
-
3:21 - 3:27私は 小柄ですらすらと話せるから
その役が取れたんです -
3:27 - 3:31同年代よりも背が低いおかげで
こんなふうに得をしています -
3:31 - 3:32信じること
-
3:32 - 3:35信じることが 自信を持つ第一歩です
-
3:35 - 3:39信じていないところから
信じられるようになるにはどうするのか -
3:39 - 3:43私が言っていることを
もう少しわかりやすくするために -
3:43 - 3:45ある友達の話をしたいと思います
-
3:45 - 3:50でも 知られたくないかもしれないので
彼をCCと呼ぶことにします -
3:50 - 3:5110月6日の
-
3:51 - 3:53私の学校での発表会のことでした
-
3:53 - 3:56テーマは『Carlswald Airways』(世界旅行)
-
3:56 - 3:58中国組の最後のダンスの直前
-
3:58 - 4:02舞台裏でCCが
緊張のせいで わめいていました -
4:02 - 4:04彼はみんなが振りを
ぴったり合わせられるように -
4:04 - 4:06カウントをする役目でした
-
4:06 - 4:08つまり 真ん中に立つってことです
-
4:08 - 4:11周りにいるみんなに
聞こえるようにです -
4:11 - 4:12彼は泣き出しました
-
4:12 - 4:13みんなで彼に説明しました
-
4:13 - 4:18真ん中でカウントする役になった
理由があるんだよって -
4:18 - 4:21理由があるから
前列中央に選ばれたんです -
4:21 - 4:23それで彼の自信は
急上昇しました -
4:23 - 4:26みんなに「信じて」と言われて
彼はそうしました -
4:26 - 4:30CCは信じることで
何かをやり遂げたのです -
4:30 - 4:32自信を持つための第2段階は
-
4:32 - 4:36誰かに何かを証明するために
それをやるのではなく -
4:36 - 4:41ただ自分に自信を持つためにやるんだと
知っておくことです -
4:41 - 4:43批判に対処することは
簡単なことではありませんが -
4:43 - 4:48間違えたり 言葉で人を傷つけてしまうことは
誰にでもあると認めなきゃいけません -
4:48 - 4:53相手を尊重して よく考えることで
この状況を減らすことができます -
4:53 - 4:57人とコミュニケーションを取る時の
姿勢を変える必要があります -
4:57 - 5:00言葉の内容よりも
その伝え方が大切なんです -
5:00 - 5:03いつも誰かを後押しするような
肯定的な批判をするようにしましょう -
5:03 - 5:05否定的な批判で相手を
傷つけないようにしましょう -
5:05 - 5:09ありのままの自分を好きでいたって
全然 悪くなんてないんです -
5:09 - 5:11私ができるんだから
皆さんもきっとできると思います -
5:11 - 5:13ありがとう
- Title:
- 批判されても、落ち込まなくていい
- Description:
-
アヤンダ・ボカバは、周りの人から自分の身長に対してあれこれとコメントされることにもう何年もの間うんざりしてきました。でもそれも、彼女の祖母が批判を覆す方法を助言してくれるまでのことでした。批判されて落ち込むのを避ける方法は、物事を自分という人間への攻撃だとは取らないことや、自分にとってデリケートな事柄について新しい見方を見い出すことなど数多くあります。アヤンダはこのユーモラスなトークを通じて、自信を大事にすることの大切さを勧め、「ありのままの自分を好きでいたって全然悪くなんてない」ことを思い出させてくれます。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 05:19
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