-
このビデオで私がしたいことは,
-
式がどのように作られているかと,
-
式の部分を表すための
言葉について考えることです。
-
なぜそういうことを学ぶかですが,
-
それはある式を一緒に見て,
-
私は 2 番目の項に
賛成できない,とか
-
3 項目には 4 つの因数があるとか,
-
なぜこの項の係数は
6 なのかと言うことで,
-
他の人たちの言っている
ことがわかるからです。
-
あなたも同じように
コミュニケーションがとれます。
-
ではこれらの言葉が何を
意味しているのか考えましょう。
-
ここには「式」があります。
-
最初に考えたいことは,
-
式の項,または
「項」とは何か? です。
-
これを考える 1 つの方法は,
式の項というものは
-
たされたりひかれたりしているものです。
-
たとえば,ここにあるこの式では,
-
3 つのものがたされたり,
ひかれたりしています。
-
最初のものは,2 かける 3 です。
-
それに 4 をたしています。
-
それから,7y をひいています。
-
するとこの例では,
3 個の「項」があります。
-
最初の「項」は「2 かける 3」です。
-
2 番目の「項」は数 4 です。
-
そして 3 番目の「項」は
「7 かける y」です。
-
では,「因数」という
言葉を考えましょう。
-
人々が「因数」について考える時,
-
とくに,式の中の項に
ついて考えている時には,
-
それぞれの「項」の中でかけ
あわされているものを考えています。
-
たとえば,もしこの最初の項の因数は
何かと言ったらどうでしょうか?
-
最初の「項」とはこのここにあるもの,
「2 かける3」を指しています。
-
それには 2 個の因数があります。
-
2 と 3 があり,それらが
互いにかけあわされています。
-
するとここでは最初の項に
2 個の因数があります。
-
2 番目の項はどうでしょうか?
-
2 番目の項はここにあります。
-
これは最初の項でした。
-
ここにある 2 番目の項は 1 個の
因数しかありません。4 です。
-
それには何かがかかって
いるわけではありません。
-
ここにある 3 番目の項にも,
2 個の因数があります。
-
それは 7 と y の積です。
-
ですからここには 2 個の
因数があります。
-
7 と y です。
-
そしてここには定数の
因数,7 があり,
-
それが変数にかけられていますが,
-
これには特別な名前があります。
-
これはこの項の「係数」と言います。
-
係数は
この項の残りの部分にかけられている
-
変数ではないものです。
-
それがこれを考える一つの方法です。
-
ここには 7y があります。
-
もしこれが 7xy や 7xyz,
7xyz の 2 乗でも,
-
変数でないものが,
残りの部分にかけられています。
-
その定数を「係数」と呼びます。
-
ではもう少し例を考えましょう。
-
これらのそれぞれについて
今ここでぜひビデオをポーズして
-
項について自分で考えてみて
欲しいと思います。
-
それぞれの式には
いくつの項があるのか,
-
それぞれの項にはいくつの
因数があるのか,
-
そして係数は何か?
-
ではこの最初のものを見てみましょう。
-
3 つのものがたされている
ことは明らかです。
-
これは最初の項です。
-
これは 2 番目の項です。
-
そしてこれが 3 番目の項です。
-
これが最初の項です。
-
これは 2 番目の項です。
-
これは 3 番目の項です。
-
そしてそれぞれが 2 個の
因数を持っています。
-
最初のものの因数は 3 と x です。
-
この 2 番目のものは
x と y が因数です。
-
そしてこの 3 番目のものは
y と z が因数です。
-
さて,ここでの係数は何でしょうか?
-
係数とはいくつもの変数にかかって
いる変数ではないものです。
-
するとここでは,この最初の
項の係数は 3 です。
-
では,ここにある項の係数は
何かと思うかもしれません。
-
これはあなたが
どう考えるかによります。
-
1 つの方法は,xy は,
-
1 かける xy と同じだというものです。
-
ある人たちは,ここには
xy に 係数 1 が
-
かかっているよ,と言います。
-
または,暗黙的にあると言います。
-
書かれてはいないのですが,
どれにでも 1 はかかっています。
-
そしてそれは,ちょっと主観的な
解釈が入る余地があります。
-
さて,これはとても興味深いです。
-
もしこれを大きな式として見ると,
-
この全体を見てみると,
-
明らかに 3 個の項から
できています。
-
この最初の項は xyz です。
-
2 番目の項は (x+1) と
それに y がかかっています。
-
そして 3 番目の項は 4x です。
-
これをそのレベルで見ると,最初の項は,
-
そうですね,いくつの因数がありますか?
-
3 個の因数, x, y, z が
あると言うでしょう。
-
2 番目の項にはいくつの
因数がありますか?
-
そうですね。2 個の因数が
あると言うでしょう。
-
1 個の因数は x たす y,
-
もう一つの因数は y です。
-
すみません,最初の因数は
x たす 1 でした。
-
そして 2 番目のものは y です。
-
それに,この式がかけられています。
-
この小さな式そのものは,因数の一つです。
-
そしてもう一つは y です。
-
この 3 番目のものもまた
2 個の因数,4 と x があります。
-
そしてもし誰かが,この項の
係数は何かと言ったらどうですか?
-
ここを見てよ,係数は
4 だと言うでしょう。
-
さて,ここにあるものを見てみましょう。
-
実は,それを見る前に,
ここで興味あることは,
-
ここにはより小さな式があり,
-
それ自身が因数の
1 つのようにふるまっています。
-
すると,ここでここにある式を
拡大してみて同じ質問ができます。
-
この小さな式では,
いくつの項がありますか?
-
2 個の項です。それは x と 1 です。
-
ここには 2 個のものがたされたり
ひかれたりしています。
-
そしてそれぞれはちょうど
1 個の因数を持ちます。
-
すると,これらが与えられた時に,
-
これらの式を何度も入れ子にして,
-
項や因数,または項の
因数が考えられます。
-
その時には考えているどの部分が入れ子
(ネストとも言う)になっているかを
-
1 つずつ考える必要があります。
-
もしこの式全体の項を
考えているのであれば,
-
1, 2, 3 個の項があります。
-
しかしこの小さな式を見ると,
-
それ自身が項の因数で,
-
ここには 2 個の項だけがあります。
-
さて,これを見てみましょう。
-
項はいくつありますか?
-
もう一度,確かに 3 個あります。
-
そうですね。もう 1 個たしましょうか。
-
3 個の項のものばかりで飽きました。
-
ここには 1 をたします。
-
では,4 個の項があります。
-
これが最初の項で,第二項,
第三項,第四項です。
-
それぞれの項にはいくつの
因数がありますか?
-
そうですね。これは興味深いです。
-
因数とはかけあわされてい
るものだと言うでしょう。
-
しかしここには y で
割られたものがあります。
-
思い出しましょう。y で割ることは,
-
その逆数をかけることと同じでした。
-
するとこれは通常,3 個の
因数があると考えられます。
-
それは 3, x, y 分の 1 です。
-
もし 3 かける x かける
y 分の 1 を計算すると,
-
ちょうどここにあるものと同じになります。
-
すると,これは 3 個の因数があります。
-
もし誰かが,この係数は何かと尋ねたら?
-
3 が係数だと言うでしょう。
-
ここにはいくつの因数がありますか?
-
これはちょっとややこしいです。
-
なぜなら,5 かける x の
2 乗かける y は,
-
5 かける x かける x かける
y と等しいでしょう?
-
それは確かに正しいです。
-
するとこれを 4 個の因数と
言いたくなります。
-
しかし,慣例では,ほとんどの
人たちが使う方法では,
-
x を底とした指数を
1 個の因数とします。
-
これは単に 1 個の因数です。
-
すると慣例では,これを
3 個の因数があると言います。
-
それは 5,x の 2 乗と y です。
-
x の 2 乗は単に 1 個の
因数と考えます。
-
もう一度,係数は何ですか?
それは 5 です。
-
それを考えるとここには
いくつの因数がありますか?
-
そうですね。ここには
3 個の因数があります。
-
x があり,
-
y の 2 乗があり,
-
z の 5 乗があります。
-
最後の項は定数項です。
-
ここにはいくつの因数がありますか?
-
そうですね。1 だけです。
ここには 1 があるだけです。
-
それには何もかけられていません。