WEBVTT 00:00:01.610 --> 00:00:05.362 分数のたし算とひき算のプレゼンテーションにようこそ 00:00:05.362 --> 00:00:08.225 では,はじめましょう. 00:00:08.225 --> 00:00:12.110 あまり混乱しないものからはじめましょう. 00:00:12.110 --> 00:00:15.120 たぶんこれは比較的簡単な質問でしょう. 00:00:15.130 --> 00:00:23.940 4分の1たす4分の1は何かと尋ねたらどうでしょうか? 00:00:23.940 --> 00:00:25.260 この意味について考えてみましょう. 00:00:25.260 --> 00:00:32.358 パイが1つあるとして,これを4つの部分に分割するとしましょう. 00:00:32.358 --> 00:00:35.170 このここにあるのものが最初の4分の1だとしましょう. 00:00:35.170 --> 00:00:37.710 違った色を使ってみます. 00:00:37.720 --> 00:00:39.128 この4分の1はここにあります. 00:00:39.128 --> 00:00:42.652 これはパイの4分の1と言えるでしょう? 00:00:42.652 --> 00:00:45.560 パイのもう4分の1をたしてみましょう. 00:00:45.570 --> 00:00:51.600 これをたします.また色を -- ピンク -- に変えてみます. 00:00:51.600 --> 00:00:57.060 この 4分の1,このピンクの4分の1はパイの4分の1です. 00:00:57.070 --> 00:01:00.270 ではもし私が両方の4分の1を食べたら, 00:01:00.301 --> 00:01:03.307 または最初に4分の1を食べて,そしてさらにもう4分の1を食べたら 00:01:03.323 --> 00:01:04.560 私はどれだけを食べたことになるでしょうか? 00:01:04.560 --> 00:01:06.922 多分,図を見るだけでもわかります. 00:01:06.937 --> 00:01:10.249 私は4つのパイのうちの2つを食べました. 00:01:10.249 --> 00:01:15.218 もし私が,4分の1のパイを食べて, 00:01:15.218 --> 00:01:17.140 そしてもう1つ4分の1のパイを食べたら, 00:01:17.140 --> 00:01:21.643 4分の2のパイを食べることになります. 00:01:21.658 --> 00:01:23.699 そして私達は等値の分数のモジュールで, 00:01:23.699 --> 00:01:27.470 これは半分のパイを食べたことと同じことだということを知っているでしょう. 00:01:27.480 --> 00:01:28.320 これは意味をなしますね. 00:01:28.320 --> 00:01:32.140 もし,私がパイを4つのピースに分けて2つを食べたら,私はパイの半分を食べたことになります. 00:01:32.150 --> 00:01:34.952 そしてもしそれを数学的に見るとしたら,ここでは何か起きたのでしょうか? 00:01:34.952 --> 00:01:38.282 分母,それは分数の下の数のことですが, 00:01:38.297 --> 00:01:41.270 分数のこの下の数は同じで変わりません. 00:01:41.285 --> 00:01:44.335 なぜなら,それは全部のピースがいくつかという意味で,全体の数は変えていないからです. 00:01:44.350 --> 00:01:47.428 さて,ここでは分子をたしました.それは筋が通っています. 00:01:47.428 --> 00:01:52.634 もしパイの4つのパイのうちから1つを食べて,そのあとまた1つを食べたら, 00:01:52.634 --> 00:01:56.202 4つのパイのピースのうちの2つを食べたことになります.それは半分です. 00:01:56.202 --> 00:02:01.845 ではもっと例題を解いてみましょう. 00:02:01.845 --> 00:02:09.256 5分の2たす5分の1はどうなるでしょうか? 00:02:09.256 --> 00:02:11.750 ここでは同じことをします. 00:02:11.750 --> 00:02:14.210 まずは分母が同じ数かどうかを確認します. 00:02:14.220 --> 00:02:16.935 すぐ後でもし分母が違う数ならどうなるかを考えます. 00:02:16.935 --> 00:02:21.053 もし分母が同じであれば,答えの分母も同じになります. 00:02:21.053 --> 00:02:22.470 そして単に分子をたします. 00:02:22.470 --> 00:02:31.078 5分の2たす5分の1は5分の3に等しくなります. 00:02:31.090 --> 00:02:33.370 これはひき算でも同じように働きます. 00:02:33.380 --> 00:02:42.420 もし7分の3ひく7分の2があれば,それは単に7分の1になります. 00:02:42.430 --> 00:02:46.351 3から2をひくと1になります. 00:02:46.367 --> 00:02:48.082 そして分母は同じにしておきます. 00:02:48.082 --> 00:02:48.920 それは筋が通ります. 00:02:48.920 --> 00:02:52.476 7つに分けたパイの3つが残っていたとして, 00:02:52.476 --> 00:02:55.595 この7つに分かれたパイの2つ分を取ってしまうと. 00:02:55.595 --> 00:03:00.175 7つに分けたパイの1つのピースが残ります. 00:03:00.180 --> 00:03:02.745 では,つぎに -- そうですね,同じ分母の場合には 00:03:02.745 --> 00:03:04.564 とても素直だったと思います. 00:03:04.564 --> 00:03:06.860 注意して欲しいのですが,分母は単に分数の下の数のことです. 00:03:06.870 --> 00:03:08.400 分子は分数の上の数のことを言います. 00:03:08.400 --> 00:03:11.420 では異なる分母があった場合にはどうなるでしょうか? 00:03:11.430 --> 00:03:15.090 そうですね.そんなに難しくないといいですね. 00:03:15.090 --> 00:03:24.320 では4分の1たす2分の1があったとしましょう. 00:03:24.330 --> 00:03:27.180 元のパイの例に戻ってみましょう. 00:03:27.180 --> 00:03:33.732 パイを描いてみます. 00:03:33.732 --> 00:03:37.244 ここには最初の 4 分の1があります.色を塗っておきましょう. 00:03:37.250 --> 00:03:40.460 これはパイの4分の1です. 00:03:40.460 --> 00:03:44.540 そして私はさらにパイの半分を食べようと思います. 00:03:44.550 --> 00:03:46.450 つまり2分の1のパイを食べることになります. 00:03:46.460 --> 00:03:49.090 これは2分の1です. 00:03:49.090 --> 00:03:54.590 私はこのパイの半分を全部食べたいと思います. 00:03:54.605 --> 00:03:55.280 これに等しいのは何でしょうか? 00:03:55.280 --> 00:03:57.180 そうですね.それについて考える方法はいくつかあります. 00:03:57.180 --> 00:03:59.200 まずは半分を書き直すという方法です. 00:03:59.210 --> 00:04:07.115 パイの半分,それは実は4分の2と同じことでしょう.そうですね? 00:04:07.115 --> 00:04:12.126 4分の1がここにあり,そしてさらに4分の1があります. 00:04:12.126 --> 00:04:14.802 2分の1は4分の2と同じことです. 00:04:14.802 --> 00:04:17.667 これは等値の分数のモジュールで習いました. 00:04:17.667 --> 00:04:20.317 すると,4分の1たす2分の1は, 00:04:20.317 --> 00:04:27.168 4分の1たす,4分の2と同じことです.そうでしょう? 00:04:27.183 --> 00:04:35.591 そしてここで私がしたことは,この分数の分子と分母の両方に2をかけて, 00:04:35.591 --> 00:04:40.199 2分の1を4分の2にしただけです. 00:04:40.199 --> 00:04:41.730 これはどんな分数に対してもできます. 00:04:41.740 --> 00:04:45.620 分子と分母に同じ数をかけている限りは, 00:04:45.620 --> 00:04:47.860 どんな数をかけることもできます. 00:04:47.860 --> 00:04:53.553 2分の1に1をかけると2分の1に等しいので,これには筋が通っています. 00:04:53.553 --> 00:04:54.722 もうこれは知っていますね. 00:04:54.722 --> 00:05:00.060 1を書く他の方法は2分の2と書くことです. 00:05:00.070 --> 00:05:04.480 2分の2は1と同じです.そしてこれは4分の2に等しいです. 00:05:04.490 --> 00:05:11.478 ここでどうして私が2をかけたかの理由ですが,それはここで同じ分母が欲しかったからです. 00:05:11.478 --> 00:05:13.470 これで混乱しないといいのですが.大丈夫でしょうか? 00:05:13.470 --> 00:05:15.210 とりあえず,この問題を終わりにしましょう. 00:05:15.220 --> 00:05:18.189 4分の1たす4分の2があります. 00:05:18.205 --> 00:05:21.160 単純に分子をたすと,3になります. 00:05:21.160 --> 00:05:22.767 そして分母は同じままなので,4分の3になります. 00:05:22.767 --> 00:05:25.180 そしてもし図を見れば,十分納得できるでしょう. 00:05:25.180 --> 00:05:29.360 私達はこのパイの4分の3を食べたことになります. 00:05:29.370 --> 00:05:34.112 もう1つやってみましょう. 00:05:34.112 --> 00:05:44.884 2分の1たす3分の1をたしてみましょう. 00:05:44.884 --> 00:05:48.160 ではもう一度,両方の分母を同じにそろえたいと思います.そうすれば計算できるからです. 00:05:48.171 --> 00:05:51.350 しかし単に片方に何かをかけるのでは上手くいきません. 00:05:51.350 --> 00:05:53.850 3に何かをかけて2にすることはできません. 00:05:53.850 --> 00:05:56.500 そうですね,少なくとも整数を3にかけて2にすることはできません. 00:05:56.500 --> 00:05:58.900 そして2に何かをかけて3にすることもできません. 00:05:58.900 --> 00:06:01.880 ですから両方の数に何かをかけて互いに等しくするしなくてはいけません. 00:06:01.880 --> 00:06:04.815 これはどういうものかですが, 00:06:04.815 --> 00:06:07.065 それは共通の分母と呼ぶものです. 00:06:07.065 --> 00:06:11.120 それは2と3の最小公倍数になります. 00:06:11.120 --> 00:06:13.390 2と3の最小公倍数は何でしょうか? 00:06:13.390 --> 00:06:17.853 2と3の倍数で最小の数はなんでしょうか. 00:06:17.853 --> 00:06:23.488 2と3の倍数で最小のものは6です. 00:06:23.488 --> 00:06:27.880 ではこれらの分数を両方とも6分の何かに変換しましょう. 00:06:27.880 --> 00:06:30.320 2分の1が6分の何かに等しい. 00:06:30.330 --> 00:06:33.310 これは等値の分数のモジュールで既に学びました. 00:06:33.310 --> 00:06:40.259 6つのピースのピザの半分を食べたとしたら,3つのピースを食べたことになるでしょう? 00:06:40.260 --> 00:06:40.810 これは筋が通ります. 00:06:40.810 --> 00:06:43.920 1は2の半分で,3は6の半分です. 00:06:43.920 --> 00:06:47.630 同様に,もしピザを6つに分けたうちの3分の1を食べたとしたら, 00:06:47.630 --> 00:06:50.720 それは6分の2と同じことです. 00:06:50.730 --> 00:06:57.690 2分の1たす3分の1は6分の3たす6分の2と同じことです. 00:06:57.690 --> 00:06:58.970 何も変わったことはしていないことに注意して下さい. 00:06:58.980 --> 00:07:03.200 私がここでしたのは,これらの分数を異なる分母で書き直しただけです. 00:07:03.200 --> 00:07:06.030 ちょっと言いかえれば, 00:07:06.030 --> 00:07:08.820 パイをたくさんに切ってピースの数を変えただけです. 00:07:08.820 --> 00:07:11.215 ここまでくれば問題はとても簡単です. 00:07:11.215 --> 00:07:14.245 分子をたせばいいですね.3たす2 は 5 です. 00:07:14.261 --> 00:07:16.815 そして分母はそのままにしておきます. 00:07:16.815 --> 00:07:22.647 6分の3たす6分の2は6分の5に等しいです. 00:07:22.647 --> 00:07:24.768 そしてひき算も同じです. 00:07:24.768 --> 00:07:35.142 2分の1ひく3分の1,それは6分の3ひく6分の2です. 00:07:35.142 --> 00:07:39.520 それは6分の1に等しいです. 00:07:39.520 --> 00:07:43.988 もっと問題を解いてみて,理解を深めましょう. 00:07:43.990 --> 00:07:47.202 そしてわからなくなったら,あなたはいつでもビデオを見直したり, 00:07:47.202 --> 00:07:49.198 または,ビデオをポーズして問題を自分で解いてみて下さい. 00:07:49.198 --> 00:07:52.465 というのも,私は時々早口になっているかしれません. 00:07:52.465 --> 00:07:55.100 ではちょっと変化球の問題をやってみましょう. 00:07:55.100 --> 00:07:59.320 10分の1ひく1は何ですか? 00:07:59.320 --> 00:08:01.620 そうですね.もしかしたら1は分数に見えないかもしれません. 00:08:01.620 --> 00:08:04.130 しかし,1は分数として書くことができます. 00:08:04.140 --> 00:08:07.734 これは,10分の1ひく -- 00:08:07.734 --> 00:08:11.296 どうやったら,1を10を分母に持つ分数に書き直せるでしょうか? 00:08:11.296 --> 00:08:11.796 そうです. 00:08:11.796 --> 00:08:14.820 1は 10分の10と同じでしょう? 00:08:14.820 --> 00:08:16.320 10分の10は 1 です. 00:08:16.320 --> 00:08:20.880 10分の1ひく10分の10は,1ひく10を 00:08:20.890 --> 00:08:24.494 思い出して下さい.ひき算は分子だけです. 00:08:24.494 --> 00:08:31.150 そして分母は10のままにしておきます.すると10分の-9になります. 00:08:31.150 --> 00:08:34.370 10分の1ひく1はマイナス10分の9です. 00:08:34.370 --> 00:08:36.546 では他の問題を解いてみましょう.もう1つやってみます. 00:08:36.546 --> 00:08:38.670 多分1つの問題を解く時間しか残っていないでしょう. 00:08:38.670 --> 00:08:47.310 マイナス9分の1ひく4分の1をやってみましょう. 00:08:47.320 --> 00:08:53.760 まず,9と4の最小公倍数は36です. 00:08:53.760 --> 00:08:55.580 これは36に等しいです. 00:08:55.590 --> 00:09:01.960 では,マイナス9分の1の分母を36に変えたらどうなりますか? 00:09:01.960 --> 00:09:05.010 そうですね.9 を 36 にするには,4をかけなくてはいけません. 00:09:05.020 --> 00:09:07.220 その場合,分子も4倍にする必要があります. 00:09:07.230 --> 00:09:11.850 するとマイナス1は,マイナス4になります. 00:09:11.850 --> 00:09:16.860 そしてひく36分の何かです. 00:09:16.860 --> 00:09:20.110 4から36に行くには,この分数に9をかける必要があります. 00:09:20.110 --> 00:09:23.070 分母に9をかける必要があります. 00:09:23.070 --> 00:09:25.190 ですから分子にも9をかける必要があります. 00:09:25.190 --> 00:09:28.360 1かける9は9です. 00:09:28.370 --> 00:09:35.195 つまりこれは36分のマイナス4ひく9になります. 00:09:35.195 --> 00:09:39.898 それはマイナス36分の13に等しいです. 00:09:39.898 --> 00:09:41.631 今回のビデオはここまででしょう. 00:09:41.631 --> 00:09:43.731 多分私はこれについてもう2, 3 のモジュールを作ると思います. 00:09:43.731 --> 00:09:47.400 しかし,これまででもう分数のたし算とひき算のモジュールの準備はできたでしょう. 00:09:47.400 --> 00:09:48.162 楽しんで下さい.