ねえ フォレスト ベトナムは怖かった? ああ いや どうかな 時々 雨がやんで 雲の隙間から星が見えて きれいだったよ まるで太陽が 入り江に沈んで行くようにね いつも水がきらきら輝いてて あの山間の湖みたいに 水が透き通っていて まるで湖の中にもう一つ 空があるみたいだった 砂漠で日が昇ると どこまでが天国で どこからが地球なのか 分からないくらい きれいだった 私もそこにいたかったな いたさ 愛してるわ 土曜日の朝 君は死んでしまった それで 僕たちの木の下に 君を葬ったよ それで 君の父さんの家を ブルドーザーで壊したよ 母さんは... いつも言ってた 死は人生の一部なんだって そうじゃなかったらいいのに リトルフォレストは... 元気でやってるよ ”でも...” もうすぐ学校が始まる 僕は毎日 彼の朝ごはんと 昼ごはんと 晩ごはんを作ってる 僕は毎日 彼が髪の毛をとかして 歯を磨くようにしてる ピンポンも教えてるんだ とっても上手だよ さあ こい わあ! よく釣りにも行くよ 毎晩一緒に本も読む とっても賢い子だよ ジェニー きっとびっくりするよ 僕はそうだ 彼から手紙をあずかってきたよ 僕は読んじゃだめだって だからここに置いておくよ ジェニー 母さんが正しかったのか ダン大尉が正しかったのか 分からない 分からないよ 僕たちにはそれぞれ 運命があるのか それともただ偶然に 人生を漂ってるだけなのか もしかしたら その両方かな その両方が一度に 起こってるのかも 会いたいよ ジェニー もし僕に会いたくなったら いつでも そばにいるからね